ワインドアップ
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INTEREST気になること

美容や健康にいいヘルシーな料理や栄養があって低カロリーな料理など。自分では普段作らないし、作ると意外と手間がかかる。そんな美容と健康にGOODな料理をWINDUP的に徹底リサーチ!友達とのランチや女子会にはもちろん、ご夫婦、おひとり様にもいい感じです。

今日も綺麗を食べに行く。 Vol.2

Restaurant 02
第18願にちなんだ“18品の朝ごはん”をいただく
「築地本願寺カフェ tsumugi」

食通の友人に誘われて、銀座をブラブラ“銀ブラ”する前に築地本願寺で朝ごはんを食べることに!築地本願寺といえば、浄土真宗本願寺派の由緒正しき寺院で、京都の西本願寺の直轄寺院。「お寺で朝ごはんが食べられるの?」「いったいどんなメニューがあるの?」と、お誘いが来たときからワクワクどきどき。人気があるから開店前に行って並んだほうがいいと、10分前の朝7時50分に築地本願寺のインフォメーションセンター前で待ち合わせをすることに・・・。

開店前から、朝ごはん目当てに並ぶ人がズラリ!

日比谷線「築地」駅の出口1と直結しているので、雨が降っていても濡れずに店内に入れるのもうれしい。築地本願寺では、“開かれたお寺”という新しいスタイルを目指して、2017年11月にリニューアル。今日のお目当ては、カフェやブックセンター、オフィシャルショップなどが入るインフォメーションセンターのなかでも、ここでしか食べられない朝ごはんが大人気の「築地本願寺カフェ tsumugi」。開店前なのにすでに10組ほどのお客さんが並んでいる!オープンしてから2年半以上経っているのに、変わらない人気の秘密はなんだろう・・・と思いつつ、ドアが開くのを待ちました。

ここがお寺?モダンで落ち着ける空間で食べる

3種類の朝ごはん。

案内された席は窓際。大きな窓からは築地本願寺が一望できる。Wi-Fiもつながるし、電源もあるし、お仕事をしている人や朝活をしているグループなどもちらほら。さっそくメニューに目をとおすと、3種類の朝ごはんが!

・「18品の朝ごはん(日本茶付き)」1,800円(税込1,980円)

・「築地のお寺の朝ごはん(日本茶付き)」750円(税込825円)

・「京都産あられ宇治抹茶の和グラノーラ〜カプチーノ風〜(ホットミルク添え)」850円(税込935円)

どれも魅力的だけれど、やっぱり数の誘惑にはかなわない!ということで「18品の朝ごはん」に。朝、家で18品も用意するって絶対無理。でも外でなら食べてみたい。食べたい気持ちは育ち盛り、胃袋の成長はずいぶん前に止まっている・・・そんなWINDUPねじまき世代には、このちまちま感がすごぶる魅力的に映るのでした。

ジャジャーン♪来ました!18品の朝ごはん。

ちょこちょこ食べられる幸せ感がたまらない♡

さて待つこと15分。お膳に豆皿がびっしり敷き詰められた「18品の朝ごはん」の登場です。阿弥陀如来の四十八願の根本の願「第18願(本願)」にかけて、16種類のおかずにお粥とおみそ汁の全18品をいただきます。

※第18願の内容はこの記事の最後に!

こんなにたくさん食べられるかしらん?と思っても、実は意外とペロリといけてしまったのは、彩りも味も楽しめるから。ひとつめのおかずにお箸をつけた瞬間から、朝ごはんの宇宙にすっぽり包まれてくような感覚に。

五感が刺激されるままにどんどん箸をすすめるのもいいけれど、それぞれの食材を確かめながら食べたい気持ちも・・・。

そんなときは豆皿を持ち上げてみてください。おかずの名前がわかるようになっています。横についている小さな※印は、温かいおかずの印。温かいものは冷める前に温かくいただきたい派にはうれしい。

海の幸、山の幸、築地ならではの幸がいろいろ。

16品の中味は、大きくわけて、おかず、お粥のお供、デザートの3種類。なんと、おかずの中には、ご当地築地ならではのものも! つきぢ松露、築地江戸一、築地紀文、どれも言わずと知れた人気の名店。朝から食指が動きます。

お寺らしく精進料理風ではあるものの、お肉あり、お葱あり、海山の食材が栄養のバランスを考えて使われている(全商品のアレルゲン情報も開示)。朝からこんなにたくさんの食材を食べられるところって、高級旅館くらいしか思いつかないけれど、旅館だといつも量が多くて食べきれなかったりお腹がはち切れそうになったり。

この朝ごはんは、ねじまき世代の胃袋にもやさしく量もちょうどいい。食べる人への思いやりを、この品数とかけられた手間からひしひしと感じるのでした。

女性でも“おかわり率”の高いお粥さん。

「18品の朝ごはん」のやさしさを最大にしているのが、おそらくこのお粥さん。おかわり自由です!とお店の人に言われたときは、そんなに食べられません・・・と心で思っていたのですが。

酸味と甘味のバランスが絶妙な南高梅の梅干し、しっかり煮込んだ感のある昆布の佃煮、パリッと感としっとり感のハーモニーが楽しめる海苔明太、わさびの茎をきゃらぶき風に仕上げたきゃらわさび、とお粥のお供がとにかく充実。しかも、どれもしっかり濃厚な味でお粥がどんどん進みます。1膳だけのつもりだったのに、まんまと“おかわり”してしまいました。

お粥は、白ごはんとちがって、水分を含んで膨らんでいるので、2膳食べても大丈夫!と思わせてくれるし、消化吸収もいい。お店の人曰く、女性でもほとんどの方がおかわりをされるそう。最初から2膳食べるつもりで、お粥のお供をのせるといいかもしれません。

日本茶マイスターが選んだ、温かいお茶と冷たいお茶。

朝ごはんには温茶か冷茶が付いてきます。温茶は、三重県産と福岡八女産の茶葉をブレンドした「かぶせ茶」。冷茶は鹿児島産の茶葉を使用した「深蒸し茶」。メニューに“(日本茶付き) ”と書いてあるように、そこには深いこだわりが。茶葉の香りがふわっと立ち、朝の心をすーっと清めてくれます。

最後に、第18願とは・・・

築地本願寺のご本尊である阿弥陀さまがたてられた48の誓願。その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた「第18願」です。この18願にちなんだ朝食が「18品の朝ごはん」。阿弥陀さまに見守られ、新しい1日の良いスタートを始められそうですね。

築地本願寺カフェ Tsumugi

住所:東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーションセンター内

電話:0120-792-048
営業時間:8:00~21:00(L.O 20:30)※朝食メニュー8:00~10:30(L.O)

定休日:無休

https://www.cafe-tsumugi.jp/

※2021年7月現在の情報です。価格や内容は変更になる場合があります。
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