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VOICE

学生の頃、深夜放送にハガキを送ったり、雑誌に投稿したり、ちょっとしたドキドキを楽しんでいたように。WINDUPの各ページでは、皆さまからのコメントをお待ちしております。コメントの一部をベストボイスとしてここに紹介します。

EYEねじまき世代の目

春の散策

3月の風はまだひんやりと冷たいが、1年中で季節の変化を最も感じられる時期だ。特にここ多摩川の川べりは自然の移ろいを肌で感じられる絶好の場所。   野球のグランドやテニスコートなど、人の往来が多い所でも少し目線をずらすと、その横にはモグラが堀り起こした「モグラ塚」と言われる土の小山が多数あることに気づく。   そういえばここ数年で、2度ほど大型のフクロウ「ミミズク」が数羽、多摩川沿いの柳の木で越冬するという珍しい出来事もあった。   高度成長期は悪臭漂う公害に侵された多摩川だったが、昨今は自治体や周辺企業の努力でアユが遡上するほどきれいになり、周辺の環境も改善、それに伴って猛禽類の餌となる小動物も増えたからだろうと、「ミミズク多摩川飛来」の特集をした新聞記事には書いてあった。   河口近くに行くと、都心には貴重な干潟が数か所現れる。啓蟄を過ぎる頃に見る驚きの風物詩は、「”場面転換”のような地面の色変化」だ。干潟のピンクががった土の色が、あるはずみで一斉に深緑へ、また少しすると深緑から元のピンクへ、瞬間的に干潟全体の色が変わるのだ。   この正体は蟹だ。ピンクがかった土と見えるのは蟹の甲羅の色。啓蟄を迎え、虫ではないが、この時期になると干潟を隙間なく埋め尽くすほどの蟹が出現する。上空はそれを餌にしようと狙う鳥がいる。近くに飛来すると蟹は危険を感じて一斉に土に潜る。と、本来の土の色の深緑を目にするのだ。そして天敵の鳥をやり過ごして安全を感じたら地上に戻り、また干潟の色は甲羅によって見事にピンク一色となる。   春の訪れは、かように自然を感じられる、散策にとって貴重な時期である。   間もなく桜が満開となり、やがて桜が散ると新緑の時期へと続く、気持ちもワクワクする春の散策。   今年も是非楽しみたい。もっと見る

谷中の蕎麦屋

大学を卒業すると同時に自宅を出て谷中に住んだ。初めての下町生活は、人情豊かでよそ者にも優しい居心地良い暮らしが待っていた。   学生時代は渋谷の喧騒の中で、友人と喫茶店でおしゃべりしながら昼食を食べることが習慣だった。社会人デビューと同時に谷中に越して間もなく、自宅から最寄りの蕎麦屋で昼食をとる。身についた学生時代からの習慣からか、喫茶店のごとく「サラダはありませんか?」とつい聞くと、   「えっ?」と驚く女将さん。「うち、何屋だと思ってのよ!」と怒られてしまった。   その時、お客は私一人。にも関わらず調理場からは「トントン」と何かを作っている音がする。やがて、女将が「はいどうぞ」とサラダを持ってきた。今度はこちらが「えっ?」ときょとんとしていると、「あんまりがっかりした顔してるから作ってあげたのよ!」と、先ほどとは打って変わって満面の笑顔だ。ちょと照れくさい気もしながら美味しく頂く。もちろんお蕎麦もうまかった。   「ごちそうさま!お勘定」 「ありがとう、600円ね」 「あ、せっかく作ったサラダのお代、忘れてるよ!」と、勝ち誇ったように告げると 「いやねぇ、あれ自宅の余り野菜で作ってあげたのよ。どっちみちメニューにないからお代はいらない。その代わりまた来てね」   近所の人たちに触れるたびに「谷中の人情」に出会う生活だった。   「来週来たら、天ぷら蕎麦かな」と考えつつ、始めたばかりの谷中暮らしが、長くなることを確信して店をあとにした。もっと見る

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